膝の痛みを改善したのは手術の痕

長く歩いたら膝の痛みがひどくなると、出かけるのが不安になりますが、そんな膝の痛みが改善したら、嬉しくないですか?
今回は、長く歩くとひどくなる膝の痛みで来院された女性の膝の痛みが改善したお話しです。
この膝の痛みの患者さんについて
年齢 38歳
性別 女性
症状 右膝の痛み(長く歩くと痛みが酷くなる)
この膝の痛みの患者さんの経過
この患者さんは、今までも右膝の症状で病院や他の整体院や整骨院で治療を受けた事はありましたが、一定期間治療を受けると良っていました。
しかし、また長い間歩いたりすると膝の痛みがぶり返していました。
今回、それではいけないという事で当整体院に来院されました。
ですので、一旦よくなってはぶり返す原因を探していきました。
すると、右のふとももの前の筋肉に力が入るか試すと入りません。
膝が痛い人にはよくある、ぶり返す原因なのですが、この患者さんにも同じことが言えました。
普通はならここで、太ももの筋肉をマッサージしたりするのですが、それでは一時しのぎの対処方法にしかなりません。
そうすると、また長い時間歩いたりするとぶりかえしてしまいます。
ですので、ぶり返さないために右のももの前の筋肉に力が入るように治療していきます。
その右ももの前の筋肉にうまく力が入らない原因は、下腹部の帝王切開の手術の痕が原因でした。
その手術痕を特殊な技で解放します。
そうすると、右ももの前の筋肉に力が普通通り入るようになりました。
それにより、長い時間歩いても痛みが出る事がなくなりました。
実は、よくあることなのですが帝王切開の手術根や昔の盲腸の手術痕が何年、何十年たってから、それが原因で膝の痛みや、腰の痛みの原因になることがよくあります。
その理由は、若いころは手術しても体の組織が柔らかいので体全体として手術痕の固さを吸収出きるのですが、年齢が50代、60代になってくると、体全体がの組織が加齢によって固くなり、手術痕の固さを吸収できなくなり、手術痕から離れた所が引っ張られて痛みが出るのです。
この事はとてもよくあることです。
ですので、手術した経験があってどこか痛みがあったら、それが手術した場所から離れた所であっても影響は必ず出しています。
そして、しっかり勉強した先生でなくては見抜けないところですので、身体に痛みがあって、手術した経験がある方はお気軽にご相談ください。