原因の分からない腰痛が治せる⁉
原因が分からない腰痛が長く続くと「自分の腰痛は治らない」と思って、治すより楽になる事を考えていませんか?
最近、そんな患者さんが来院されたので、そのお話をしますね。
この原因不明の腰痛の患者さんについて
年齢 48歳
性別 男性
職業 会社員
症状 慢性腰痛(20年前くらいから地味に腰痛が続いて、時々酷くなる)
この慢性腰痛の患者さんの原因と経過について
この患者さんが来院されたのは、昨年の寒くなり始めた時期でした。
症状は「腰が酷く痛む」ということでした。
ぎっくり腰ではないものの、慢性的な腰痛が寒くなってきて悪化したようだ。
ということでした。
よくお話しを聞いていくと、20代の頃から地味に腰が痛くなって、寒くなったりすると酷くなるという事でした。
さっそくフィシオエナジェティックでみていきます。
そうすると、原因が『手術の痕』と出ます。
何処か手術をしたことがありますか?
とお聞きすると、「10代の頃に盲腸を手術した」という事でした。
その手術痕をオステオパシーの手技で解放します。
その時点で、動かしたときの腰の痛みが半分くらい減りました。
他には、事故で右半身を全体的にアスファルトにうちつけた、という事でした。
他には顔面の頬骨の部分にヒビが入った経験があるという事でした。
それらも、腰痛の原因になっているという事をお伝えすると、随分前の事で「そのケガはもう治っている。」と思っていたので、とても驚いておられました。
確かに、表面的にはヒビは治って骨はひっついているのですが、骨折した時のチカラが残ってしまっています。
それらをオステオパシーの手技で改善すると、原因不明の腰痛が改善しました。
この患者さんは、「自分の腰痛は治らない」と思っていたので、その気持ちも腰痛が良くなる事を邪魔していたようです。
長い間腰痛が治らず、色々治療しても良くならないと諦めの気持ちが出てくるのは分かります。
ただ、腰痛の原因が分からないといっても、今までに治療に行った処で腰痛の原因を見つけてもらえなかっただけです。
原因を見つけて、その原因を治療すれば改善します。
ただ、諦めるくらい長く患っていた腰痛ですので、こじれてしまっている事がほとんどです。
こじれた腰痛を改善するのは、少しずつステップを踏まなければならない事もあります。
その場合、治療に時間がかかる事がありますが、少しずつ改善へと向かっていきます。
あなたの腰痛も原因さえ探し出して治療すれば改善しますので、お気軽にご相談ください。