抗がん剤の副作用を軽く出来る⁉
抗がん剤の副作用はとてもつらいと思いますが、そのつらさを軽くできたらかなり毎日の気持ちの持ち方も変わると思いませんか?
がんの手術後で手術はうまくいったのですが、手術後の抗がん剤の副作用がつらい患者さんが来院されました。
今回は、その抗がん剤の副作用と手術後のサポートについてお話ししますね。
この抗がん剤の副作用の患者さんについて
年齢 60代前半
性別 男性
症状 直腸がんの術後の抗がん剤の副作用のつらさ
抗がん剤の副作用は軽くなったのか?
結論から言うと、とても楽になったようです。
その経過についてお話ししますね。
直腸がんの手術をされて、手術自体はうまくいったということでした。
その術後、抗がん剤をしばらくの間、一定期間ごとに点滴で投与しないといけないらしく、その抗がん剤の副作用がつらいということでした。
どうつらいかというと、体全体が重くなったり、だるくなったり(この辺のニュアンスは、患者さん本人が一番分かる事で、文字には表せないので、こんな書き方しかできません💦)あと、冷たさや、吐き気も訴えられていたと思います。しびれも・・・。
で、ここで行ったのはオステオパシーの治療を施しました。
オステオパシーでもバイオダイナミクスという治療です。
はたから見ていると、ただ触ってじっとしているだけに見えると思います。
ですが、その治療で抗がん剤の副作用で体がだるかったりのつらい症状がとても軽くなります。
もちろん、しびれや冷感全てが消えてしまうわけではありませんが、とても軽くなって、日常生活が楽に過ごせるので、気持ちの持ち方が楽になるということでした。
そして、その治療を一週間に一度受けていただいて、次の抗がん剤の治療に向けて体調を整えてもらいます。
そして、抗がん剤の治療をまた受ければ副作用で体がきつくなるのですが、治療を何回か繰り返すうちに、抗がん剤を投与してもつらさが軽くなってきたらしいです。
そして、現在はどうかというと・・・。
抗がん剤の投与も無事終了して1年後、今のところがんの再発もなし。
抗がん剤の副作用はまったく無くなったかというと、しびれは少しあるかもといったくらいだと思います。
いまでは、元気に趣味も楽しんでいるようで良かったなというところです。
で、この患者さんにはがんの手術をした後の手術の痕の癒着を剥がす治療や内臓を元気にする治療もやりました。
こちらの方もとてもうまくいって、それもあって元気で趣味も楽しめているのではないかと思っています。
今では、メンテナンスに通われているので、しっかりサポートさせてもらっています。
同じようなことで苦しんでいる方、楽になれると思いますので、ただ我慢しているだけでなく、あきらめずお気軽にご相談ください。