こどもが興奮すると頭痛になるのは何故?

こどもがワクワク興奮する事があると、興奮しすぎて頭痛になることってありますよね。

大谷院長
その時だけで、あとは痛くなくなるので、それほど気にしてないかもしれませんが、その理由についてお話ししますね。

実際の患者さんの症例

こどもの頭痛

患者 小学校の男の子の患者さん                     症状 ワクワク興奮する事があると頭痛になる。

今回は、学校で楽しい行事があり、前日の夜に興奮してワクワクしすぎて頭痛になったということでした。

頭痛は、一晩寝たら落ち着くそうなのですが、この時だけでなくワクワク興奮する出来事がある前日には、必ずと言っていいほど頭痛になるとのこと。

1回だけなら、「興奮したんでしょ」で済ませられますが、何度も続くと確かに「何かの病気が隠れている?」と気になりますし、毎回だと困ってしまうシチュエーションも中にはあると思います。

この患者さんの興奮した時の頭痛の原因とは?

神経伝達物質

状況からして、おそらく興奮した時の脳の神経伝達物質の興奮性のドーパミンやノルアドレナリン、グルタミン酸の関係、もしくはその興奮を抑える神経伝達物質の関係が推測されます。

これを、フィシオエナジェティックという治療法でみていきます。

ドーパミンやノルアドレナリン、グルタミン酸では反応がありません。

「うーん」では、神経の興奮を抑える系の神経伝達物質はどうか?

セロトニンでは反応ありません。

では、GABAはどうか?

ヒットしました!

これが原因でした。

普段の状態では大丈夫なのですが、興奮状態になった時にはGABAのレベルが低すぎて頭痛の症状が出ていました。

そのGABAのレベルの低さは胃酸不足が原因でした。

その胃酸不足の原因は大きな事ではありませんが、精神的な事柄が影響していたようでした。

その精神的な事柄を治療したので、GABAの問題がなくなりました。

ですので、興奮することが起きても次は頭痛は起きなくなるでしょう。

以前には、興奮すると「まばたき」をパチパチとひどくしていたチックやトゥーレットのような症状もあったのを、同じようなアプローチで解消出来ていましたので、まず大丈夫と思います。

もし、こどもの気になる症状があって悩んでおられる方は、お気軽に相談&来院してみて下さいね。

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