めまいの原因を探し出し改善した症例

めまいは、ストレスや疲労などが原因のひとつと言われています。

また、めまいが起こったらどうしようと不安になると、出かけたりするのも心配になりますよね。

大谷院長
今回は、最近当整骨院・整体院でめまいが改善した症例をお話ししますね。

この患者さんの症状

めまいの女性

患者さん 女性

年齢   75歳

症状 歩く時にふわふわする、1週間に1回くらいグルグル回るめまいがする。

この患者さんに対する治療

治療はこうやる

この患者さんは75歳の女性で1人暮らし、寂しさもあり不安感がかなりあるのを自分でも自覚しておられました。

フィシオエナジェティックで、その不安感やめまいに対しての治療をしていきました。

まずは、脳の神経伝達物質のセロトニンの問題がありましたので、そのセロトニンに対するサプリメントをアドバイスしました。

そのサプリメントでセロトニンの問題は解決しましたが、寂しさからくる不安感や精神的な問題は、当院の精神的な事に対するアプローチで対処しました。

この方のさびしさ自体がなくなる訳ではありませんが、その寂しさからの自律神経への影響で身体がおかしくなっているのが精神的な治療でずいぶん改善されました。

また、なんとなく寂しさはあっても気持ちの持ち方が変わられたようです。

この精神的なこともめまいの原因のひとつだったのですが、他にも大きな問題がありました。

それは、三半規管と脳の視覚野の問題でした。

これについては、特定の方向に目を向けたり、近くに焦点を合わしたりするエクササイズや自分で出来るオステオパシーのエクササイスをしてもらいました。

それで、来られた時にフィシオエナジェティックの手の長さを比べる検査(AR検査)をして改善出来ているかどうかを確認していきました。

三半規管の問題については、早期に改善されました。

脳の視覚野の問題は、三半規管の改善から3週間くらい後に改善しました。

その間、グルグル回るめまい(回転性めまい)は出ないものの、不安もあるのか回りそうな気がする。

と不安な気持ちを言われていました。

しかし、全ての検査がOKになって、しばらくしてから「先生、大丈夫よくなったよ。」と言われました。

よかった気持ちもありますが、不安感がぶり返すと心配な気持ちがまた出てくるかもしれないという思いも正直ありますので、「気を付けて今後の経過をみないと」とは思います。

しかし、不安はあってもゲルグル回るめまい(回転性のめまい)自体は実際は治療を始めてから出てないので、これについては大丈夫と思っています。

めまいの原因については、首からくるもの、耳の三半規管からくるもの、前庭という所が関与するもの、目が影響するものと色々あります。

原因を確定して、早期に治療するのが改善の早道です。

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