起立性調節障害で不登校の原因が自律神経失調症の症例

自律神経失調症が原因で起立性調節障害になってしまい、不登校になっている子どもは多いです。

思春期のこどもの1割、概算で100万人程度が起立性調節障害と言われています。

当整骨院・整体院にも『頭が痛くて、朝起きられないせいで学校に行けない。』という小学生が来院されました。

大谷院長
今回は、自律神経失調症が原因で起立性調節障害になってしまい、不登校になってしまったこどもの症例をお話ししますね。

自律神経失調症と起立性調節障害の関係

起立性調節障害の症状は「頭が痛くて朝起きられない」、「無理して起きたら、めまいがして立っていられない」、「身体がだるいけれど夕方には回復して、夜になると目がさえて布団に入っても寝つけず、遅刻や欠席が続き始めた」等々です。

では原因はというと、自律神経の働きが悪くなり起立時に身体や脳への血流が低下することから起こります。

自律神経の不調から起立性調節障害になることから、起立性調節障害は自律神経失調症のひとつという事が出来ます。

この患者さんの症例

頭を抱える男の子

この患者さんは小学生の男の子だったのですが、症状は「頭が痛くて朝、なかなか起きられず学校を休みがち」というものでした。

はっきりとした不登校まではいかないものの、お母さんはとても困っておられました。

フィシオエナジェティックとオステオパシーで治療をしたのですが、原因は精神的な事と脳に重金属が蓄積されていた事でした。

脳に重金属が蓄積されると神経伝達物質が阻害されてしまいます。

そうすると、自律神経に不調を起こすことがあります。

治療は脳からの重金属のデトックスと、精神的な事柄に対してアプローチしました。

すると症状は3~4回目の来院時から変わり始めて、朝起きた時に頭が痛くて起きる事が無くなってきました。

そして、7~8回治療すると朝、起きた時に頭が痛くなることが無くなりました。

朝起きた時に頭が痛くなることが無くなったので、学校にも普通に行けるようになりました。

起立性調節障害による不登校には、色んな原因が重なっている事が多いです。

そして、精神的な事が大きなウエイトを占めていることが多いです。

とてもデリケートな問題ですので、ゆっくりと治療を進める事が大事です。

親御さんは症状が早く良くなる事を期待するのは当然だと思いますが、精神的な事が関わっているからには、治療を急ぎ過ぎるとよくありません。

この患者さんは7~8回の治療程度で良くなりましたが、必ず10回程度で良くなるとは限りません。

庚午中大谷整骨院フィシオエナジェティック整体院は、自律神経失調症が原因の起立性調節障害による不登校でお困りの方のお力になれると思いますので、いつでもご相談下さい。

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