不登校やこどもの痛みの治療は親も大事ってホントです!
不登校やこどもの痛みなど、こどもの症状は親が影響している場合もあるってご存知ですか?
こどもが不登校や起立性調節障害、なかなか治らない痛みなど、こどもにあらゆる症状があると心配でたまらないですよね。
今回は、なかなか治らないこどもの症状についてお話ししますね。
こどもの治療でよく言われること
こどもを治療する時に大切な事で、よく言われることがあります。
それは、親を一緒に治療する事が大事だよ、ということです。
足を捻挫したとか、急性のケガは別ですよ。(そういう急性のケガでも、何度もくり返すようなら親の状態が関わっている事もあります。)
オステオパシーのこどもの治療のセミナーに出席していて、こういう事を習います。
こどもの時は特に母親とのつながりが強く、母親の状態がこどもに反映してしまって起立性調節障害からくる不登校だったり、なかなか治らない痛みなどのいろんな症状になる。(母親だけでなく、男親の場合や両親の場合もあります)
だから、こどもの症状は家族も治療する必要がある場合もあると・・・。
それは、家庭環境がこどもの自律神経に大きく影響するという事もありますし、それだけでなく、もっと深い部分でのつながりみたいなのも影響すると私は感じています。
実際のこどもの治療で思うこと
治療の現場でこどもさんのなかなか治らない痛みや、起立性調節障害などを診させていただいて思う事は、習ったことはホントにそうだなという事です。
実際の臨床で、親とこどもの両方を別々の症状で診させていただくことがあります。
親の調子が悪くなると、こどもも調子が悪くなったり、症状は親子で違っても、身体は親と同じような所が悪かったりします。
よくある事です。
全てがこの例に当てはまる訳ではありませんが、こどもの状態は親の状態を反映してしまっているといえます。
こんな時、こどもだけ治療しても上手く治っていかないケースもあります。
そのような時大事なのは、親の状態が良くなることです。
ほとんどが、親も治療を受けて身体や自律神経系が安定する事がこどもの症状が良くなることに必要です。
このブログを読んで、親がそうなんだと自分自身の自律神経を安定させるように出来れば、こどもの不調を良くする事に役立つはずです。
しかし、なかなか自分で自分の自律神経を安定させることは難しいです。
もし、出来たとすれば状態は最初から軽かったといえます。
軽ければ、こどもまで影響を受ける事もないかもしれませんね。
だから、こどもになかなか治らない症状や起立性調節障害からの不登校などがある場合は、親も一緒に治療を受けよう!と思ってみる事が大切だと感じています。
「イヤイヤ、そんな事あるわけない。」ではなく、心配なこどもの為に必要な事と思ってほしいと感じています。
もちろん、こういうケースばかりではないので、お気軽にご相談してみてください。