つらいPMSの症状を改善させるには?
PMSは色々な症状が出ます。
何でこんな些細な事でイライラが止まらないのか?といった精神的な症状や腹痛やむくみ・・・etc
それが毎月だから、つらいですよね。
当院にはPMSの患者さんが比較的多く来院されるように思います。
今回は、最近PMSなどの症状で来院された患者さんについてお話ししますね。
PMSについて(症状など)
PMS(月経前症候群)とは、生理前3~10日に起こる精神的な症状や肉体的な症状のことで、生理が始まったら軽くなったり、無くなったりするものの事を言います。
症状は、
精神的なものは情緒不安定、イライラ、うつ、不安、眠気、集中力のなさ、眠れない。
自律神経的なものは、のぼせ、食欲のなさ、食べ過ぎ、めまい、体のだるさ、ブレインフォグ。
身体的なものは、腹痛、頭痛、腰痛、むくみ、お腹が張る、乳房の張りなどです。
この患者さんについて
年齢 45歳 職業 会社員 症状 PMS(排卵痛、頭痛、ブレインフォグ、やる気がない)
この患者さんのPMS等の症状の治療
まず、生理前から生理まで調子が悪く、生理になってしまえば上記の症状がマシになるというものでした。
フィシオエナジェティックで原因を探していくと、
- インスリン抵抗性
- ミトコンドリア機能低下
- 活性酸素の問題
- 遊離脂肪酸過剰
- 胃酸不足
- 過酸化脂質
- 重金属の蓄積
- 精神心理の問題
- リーキーガット
以上の様なものが原因としてありました。
サプリメントが必要なものはそのアドバイスを、精神心理の問題は当院の精神心理に対するアプローチ方法を、後は体の治療はオステオパシーで行いました。
この患者さんは経過がとても良くて、あれよあれよと上記の問題が解決していって、それに伴って症状もどんどん良くなっていきました。
私 「生理前のつらさはどうですか?」
患者「良くなりました。」
私 「頭痛はどうですか?」
患者「良くなりました。」
私 「ブレインフォグはどうですか?」
患者「良くなりました。」
私 「やる気はどうですか?」
患者「出てきました。」
とてもスムーズに治療が進み、こちらが嬉しくなりました(^^♪
このように、とてもスムーズに治療が進むこともあります。
しかし、身体や精神的な面がこじれてしまっている方もたくさんおられます。
そんな方は、3歩進んで2歩下がる、の様にゆっくりとしたペースの改善になっていきます。
その人その人がどの程度病んでいるかによって改善のスピードも変わってくるようです。
しかし、1歩1歩でも改善に進めば希望が出てくるものです。
PMSで悩んでいる方は多いです、是非お気軽にご相談ください。