つらいPMSの症状を改善するキーポイント

つらいPMS症状を改善したくても、どうしたら良いか分からずに諦めてしまっている方が多いです。

しかし、原因さえわかればPMSを改善する事は出来るはずです。

前回のブログでPMSの症状を改善した事をお話ししたのですが、その改善のキーポイントについてお話ししていきます。

PMSの症状は色々あります。 「些細な事でイライラしてしまって、おさまらない。」 「イライラする事はないけれど、頭痛や肩こりなど体に

PMSの症状の原因とは?

PMS

PMSの症状は自律神経失調症と大きく重なります。

イライラしたり、猛烈に食欲が襲ってきたり、頭痛、肩こり・・・etc

それで、生理前1週間~10日前から症状が現れるのですから、女性ホルモンに関する不具合でPMSの症状が出てしまっている事は分かると思います。

その原因は、いくつかありますが前回のブログの患者さんは、主には性腺刺激ホルモンが過剰分泌されていた事が原因でした。

性腺刺激ホルモンは女性ホルモンをもっと多く出させるためのホルモンです。

しかし、この性腺刺激ホルモンは同時に自律神経も刺激してしまうのです。

ですから、性腺刺激ホルモンが多すぎると自律神経が過剰に刺激されてしまい自律神経失調症の症状が出てしまいます。

これが、この患者さんのPMSの原因でした。

PMSの症状を改善するには?


この患者さんのPMSの症状を改善させたのは、メラトニンというホルモンでした。

メラトニンは松果体という脳の一部で分泌されるホルモンです。

よく眠れたりする効果のあるホルモンです。

そして、このメラトニンは性腺刺激ホルモンの分泌を抑える働きがあります。

ですからメラトニンがきちんと分泌されていれば、性腺刺激ホルモンが過剰に分泌されることがないので、自律神経も過剰に刺激されることなく自律神経症状も起きないのです。

しかし、この患者さんのメラトニンの分泌は阻害されていました。

それで、メラトニン不足で性腺刺激ホルモンが出過ぎた状態になってしまっていたので、PMSの症状が出てしまっていたのです。

これが、前回のブログのPMSの患者さんの症状の原因です。

キーポイントは、性腺刺激ホルモンメラトニンでした。

では、メラトニンがどうして少なくなってしまっていたのか?

これについては、次回のブログでお伝えしますね。

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